漢字の成り立ち辞典とは

管理人が漢字検定準一級レベルの漢字を勉強しようと思い立ち、それに伴って作り始めた漢字辞典ですが、昨今漢字辞典のオンライン辞書はたくさんでてきて、難読も調べればすぐ出てくるようになり、その辞典の役目は終わったに等しいと感じました。
しかし、改めて調べてみると、漢字の成り立ち(字源)に関して古い俗説やエビデンスに基づいていない妄想レベルの誤説がはびこっていることに気がつきました。
その最たるものが白川静氏による字源や加納喜光氏によるコアイメージです。
漢字の成り立ちは、古文字学という学問において日々研究がなされて論文も出されています。
中国における甲骨文字や金石文字、簡帛文字などの出土資料を分析し言語学と結びついて、より確度の高い説が提唱されています。
日本にはそれが公に伝わっておらず、白川氏を大家とあがめているせいで、何の進歩もないのが現状です。
各種漢和辞典には、編者に古文字学の専門家がいないため、古い俗説や誤説しか載っていません。
一般的に日本語でエビデンスに則ってコンセンサスの得られている説を紹介しているのは、wiktionary日本語版のRayNunokawa氏が編集している部分だけです→wiktionary日本語版
私も古文字学に関しては初学者であるため、勉強した範囲で一般的にもなるべくわかりやすく紹介できたらと思います。
当サイトはリンクフリーですが、リンクを貼る際に掲示板にその旨を書き込んでいただければ嬉しいです。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】